本タイトル・著者
『いつも自分のせいにする罪悪感がスーッと消えてなくなる本』根本裕幸
本から得られること
次のようなことに心当たりはありませんか?
□ 他人の期待に過剰に応えようとしてしまう
□ 自分と仲良くしてくれる人に、どこか申し訳なく思う
□ 過去に自分がしたことで後悔していることがある
□ 仕事や恋愛を頑張っているのに、報われない
□ うまくいかない恋愛ばかり選んでしまう
□ 子どもを深く愛しているのに、やたら怒ってしまう
□ 自分の子育てに自信が持てない
□ なにかと自分を責めて「ダメ出し」してしまう
□ つい責任転嫁してしまう
これらの原因は「罪悪感」かもしれません。
罪悪感があると、自分が幸せになれない道を無意識に選択してしまうようになります。
つまり、人生において悪影響を及ぼすわけですね。
また、罪悪感は自覚できないものも非常に多いのです。
この本を読むことで、罪悪感を手放す方法がわかります。
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印象に残った内容
心理学の格言に「もしあなたが今、幸せを感じられないのであれば、あなたは自分を許していない」というものがあるそうです。
罪悪感の影響の大きさが表れた一文だと思いました。
いいなと思ったのが、全ての問題は50/50で対等であるという考え方。
この50という数字がそれぞれ何を表すかというと、相手と自分の責任の重さ。
全て自分がというのは自責思考。逆に、全て相手が悪いと思うのは責任転嫁。
前者の思いを抱くと罪悪感で苦しいし、後者の思考は自分のためになりません。
そんな中で、ちょうどいいバランスを保てるのが50/50という考え方なのだと思います。
また、日常生活の中で心がけたいと思うのが「あなたが友達や後輩に接するように、自分に接する」というもの
友人が失敗しても「全然いいよ!気にしないで〜」と言えるのに、自分が失敗するとこの世の終わりみたいな気持ちになる人、いませんか?
そんなとき、罪悪感を止めるために有効なのが上記の心構え。
「それが今の私だから。」と自分を許してあげましょう。
自分の所感
上記で取り上げた以外にも、「アファメーション」や「マインドフルネス」につながるテクニックが載っていました。
余談ですが、「アファメーション」の日本語訳が「肯定的暗示」なの、皆さんはご存知でしたか…?
私はこの本で初めて知ったのですが、すごくしっくりくる訳ですよね。
この本には役にたつTIPSもたくさんあるのですが、それ以上に多いのが、「共感」を得られるページ。
STEP3 の「罪悪感から解放されたゆるしの事例」を含め、多くの事例が載っています。
そんな人たちのストーリーを読むことで、「この想いは自分だけのものじゃなかったんだ」とホッとする方も多いのではないでしょうか。
個人的には16タイプ(巷でいうMBTI)のF型さん、中でも特にNFさんにおすすめな本です。
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(そのうち語学記事も書きたいんですよね。アウトプットには日記がおすすめだよ、とかおすすめポッドキャストとか、3色ノートが効率的とか…
自分一人だとどうしてもゆるゆるしちゃうんですが、もし要望とかいただけたら早めに出すようにしますね。)