本タイトル・著者
『思い通りに生きる人の引き寄せの法則ーー宇宙の「意思の力」で望みをかなえる』ウエイン・W・ダイアー
本から何を得られるか
思い通りの人生を送るために、どのように意識を変えたらいいのかがわかる本。
エネルギー・レベルを上げ、「意思の力」に従うことで願いをかなえることができる。
宇宙に存在する「意思の力」とは何か?
身の回りにいる、苦労せずにどんな願いも叶えて思い通りの人生を送る人たちの共通点とは?が解き明かされています。
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印象に残った内容
意思の力を現実化する=本当の自分と繋がるプロセス
日常のさまざまな問題は高いエネルギー・レベルに生きれば解決できる。
逆に、人生が自分の望みにそぐわないと感じたり、不運だと思ったり、ふさわしくない者ばかりが現れると思ったり、道を踏み外し、悪習に陥ってしまう時は意思の力との調和を失っているサインらしい。
この本には、その他にもエゴの特徴も書かれているので、自分がどのような状態なのかがわかりやすいです。
また、個人の決意の力よりも想像力の方が遥かに力と効果があるそう。
そのためには「終わりから考える」というのが有効なテクニックの一つ。
スピリチュアルの本を読んでいると、視覚化やマニフェステーションで望みを叶えた人が要る一方、気合いのみで願いを叶えた人の話はあまり見かけません。
その理由がこの本によって解き明かされました。
また、印象に残っているのは意思の力の特徴として「美」が挙げられている点。
「鏡のようになる」は自分がコミュニケーションにおいて意識していることなのですが、「ありのままに美を映し出す」のように、意思の力に従った生き方にも応用できることを知りました。
(なぜ、鏡のようになるのがコミュニケーションにおいて効果的だという結論に至ったのかに関しては、以下の本をお読みいただけるとわかりやすいかと思います。どの本も非常にお勧めなので、もし気になる方がいらっしゃればぜひ。)
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「他人は真実であり、真実とは美である。これが地上で知りうる、そして知るべき、ただ一つのことである」ジョン・キーツ
また、「いつも頭上には意思の力の世界から吊り革がぶら下がっていて、そのつり革が目的地に運んでくれる」というワークは自分が正しい道を歩めているか不安な時に役立つと感じました。
自分の所感
世界中でベストセラーになっているだけあって、非常に奥深い内容でした。
400ページ近くもある上に、内容の密度がすごい…!!
本を読み慣れた人、引き寄せやスピリチュアルに一定の関心を持つ人向けかなと思います。
これに似た本で、より初心者向きかつ具体的なのが『グッド・バイブス・ルール』ではないでしょうか。
どちらも高いエネルギー状態で生きることと引き寄せをテーマにしています。
とはいえ全く違う本ですので、すでに『グッド・バイブス・ルール』をお読みの方にも自信を持ってお勧めできます。
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