Julie のダークアカデミアな日常

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超おすすめの交渉本『逆転交渉術 まずは「ノー」を引き出せ』クリス・ヴォス

こんにちは、Julieです。

日常生活では交渉をする機会がなかなか無いものの、興味を惹かれたのでこの本を購入しました。

結果、大満足。

日常会話にも応用できるようなテクニックが詰まった本でした。

海外で話題になっているのも納得です。

 

 

本の概要

Amazon.comで1300超の五つ星がついた
全米20万部のベストセラー!

商談、トラブル対処、賃上げ、家事の分担、すべての交渉がうまくいく!あえて「ノー」と言わせて本音を聞き出す質問、悪い報告の上手な伝え方、値段交渉で勝てる方法、敵対者が協力してくれるようになる共感の戦略など、元FBIトップ交渉人のコンサルタントが考案し、交渉術の本場ハーバードの教授と学生を驚嘆させた極秘テクニックを明かす!

こうして見ると、意外と交渉って身近なんですよね…

「お洗濯物取り込んで」「ヤダ!」これも立派な交渉のうち。

そう考えると、この本に興味が出てきませんか?



著者

クリス・ヴォス Chris Voss
FBIの交渉人として24年にわたり、アメリカ合衆国内外の人質事件を解決に導いてきた。自身の会社〈ザ・ブラック・スワン・グループ〉を興し、さまざまなトップ企業へ交渉トレーニングと助言を提供している。ハーバード・ロースクールやMITスローン経営大学院をはじめ、スイスやドイツのビジネススクールでも教鞭をとる。

タール・ラズ Tahl Raz
ビジネスジャーナリスト。共著に《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラーの『一生モノの人脈力』がある。

FBIの交渉人として活躍されていた方が書いた本なので、具体例の規模が大きいです。

誘拐犯との交渉など、FBIに縁のない私たちからすると実感の湧かない話ばかり…

それでも、きちんと私たちの生活に活かす方法が説明されています。

何より、「あの」FBIが緊迫した交渉で使用していたテクニックを学べる本って凄すぎる!

 

本を日常生活でどう活かすか

1. ミラーリング

ミラーリングでは、相手が話したことのうち最後の言葉か最も重要な言葉を繰り返します。

ミラーリングを効果的にするためには沈黙も必要

居心地の悪さに打ち勝ち、黙る練習をしよう。

 

2. ラベリング

相手の変化に敏感になり、共感を示す。

使う言葉は「〜のようだね」「〜のように聞こえるね」「〜のように見えるね」など。

❌「わたしは〜と聞いている」

ここでも沈黙が大事!

ラベリングで言葉を投げかけたら、相手の言葉に耳を傾けよう。

ラベリングのもつ効果

ネガティブな感情のラベリング→発散させる効果

ポジティブな感情のラベリング→強化させる効果

ネガティブな感情のラベリングの例「聞いてくれ、わたしは最低なやつだ。」

具体的な活用法:あなたに対して相手が言いかねない最悪のことをリストに書き出し、相手に言われるより先に言う。

 

3. ノーは交渉の起点であって、終点ではない

 

4. 「何が(What)」「どのように(How)」の質問を多用しよう

逆に、どの言語でも「なぜ(Why)」は非難がましくなるため要注意

 

などなど、有用なTIPSが盛りだくさんでした。

 

わたしの感想

この本のいいところは、机上の空論では終わらないところ。

実践で効果が裏付けされた知識ばかりです。

 

また、どんなシーンにも応用が可能なんですよね。

特にミラーリングとラベリングは日常会話を円滑に進めることもできます。

表面的な知識ではなく、きちんと本質をついた情報ならではかと思います。

 

口コミでは「外国の本のため、日本語で応用するのは難しい」というようなものも見られました。

でも、実際のところ、それは言葉の使い方次第かなぁと思います。

どうしたらこの本を下敷きにして、より自然な言葉にできるのか…を考えるのはちょっと手間かもしれません。

でも、それをやるだけの価値はあると思うんです。

わたしにとっては、「交渉本はこれさえあればOK」な本です。

本当におすすめできる本なので、是非お手に取って見てください。

わたしも、この本がマスター出来るようになるまで何度でも読み直そうと思っています。

 

 

余談

 

最近買ってみた、メンソレータムのリップスクラブ(▼)がものすごく良かったです。

本当、唇って気づいたらガサガサになってるから…

反省してちゃんとリップクリームを持ち歩こうと思います。

 
スクラブが細かいから荒れた唇にも痛くないです。
洗い流しが必要ないのも高ポイント。
 
あと、無香料だから使う時のストレスも少ない。
香り付きリップって、好きな香りならいいですけど嫌いな香りだとしんどいですよね…
唇って鼻の真下にあるので、香りから逃げられないか…
 
あ、このリップで一つ注意点をあげるとするなら、出し過ぎ注意です。
繰り出した分を戻すことができないので。
 
 
あとあと、全然関係ない語学話なんですけど、今勉強してる試験を受け終わったら英検受けてみようかなぁなんて。
準一級と二級、どちらを勉強しようか迷い中です。
最近サボりがちだから、語学もきちんと頑張らないと!