本タイトル・著者
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン
この本から得られること
がむしゃらな努力に終止符を打ちましょう。
あれもこれも…と結局何も手につかなかった経験がある方も多いのでは?
この状況を抜け出す鍵は、「人生を本質的要素だけに絞ること」(=エッセンシャル思考)
生き方をデザインするための最高のガイド。
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印象に残った内容
努力は大切だけど、努力の量が成果に比例するとは限らない。ガムシャラに頑張るよりも「より少なく、そしてよりよく」努力すべきだということが初めに書いてあります。
「成果の80%は20%の努力に比例する」とも、よく言いますよね。
私は今まで「量に質が追いついてくる」という思考の持ち主だったので耳が痛い…。
量が必ずしも質につながるわけではないこと、無茶な努力で体が壊れる危険性があることは実感済みです。
努力家な人・勤勉な人ほど身につける必要がある考え方だと思います。
また、この本の最後の方の章でも触れられていますが、「最大の資産は、自分自身」なのです。
何にどう優先順位をつけるのか、何を本質として選び取るかは、キャリアだけでなく人生において非常に重要です。
この本をよりハードボイルドに(?)、自己啓発寄りにしたのが先日ご紹介した『その決断がすべてを解決する』にちかい印象です。
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julie-darkacademia.hatenablog.com
自分の所感
私がこの本で重要だと思ったポイントは、割と『その決断が全てを解決する』と被っている印象でした。
個人的な印象としては、エッセンシャル思考の方がノウハウが多く、その決断が全てを解決するのほうが熱量高め気がします。
とはいえ全く違う本なので、どちらの本を読んでも非常に学びは多いです。
面白い本だと思いました。
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